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チェイス郡()は、アメリカ合衆国カンザス州の中央部東に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は2,790人であり、2000年の3,030人から7.9%減少した〔Quickfacts.census.gov - Chase County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はコットンウッドフォールズ市(人口903人〔American FactFinder - Cottonwood Falls, Kansas - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の都市でもある。 チェイス郡は旅行記作家ウィリアム・リースト・ヒート=ムーンの著作『プレーリーアース:ア・ディープ・マップ』(1991年)の舞台になった。ノートルダム大学のアメリカンフットボールコーチ、クヌート・ロックニーが郡内で起きた飛行機墜落事故で死んだ。高草プレーリー国立保存区が1996年に設定された。カンザス州の人口重心が郡内ストロングシティの北約4マイル (6 km) にある。 カンザス州にはチェイス市があり、ライス郡の小さな都市である。 == 歴史 == == 19世紀 == チェイス郡の南西部、マリオン郡に1マイル (1.6 km) 食い込んだ境界は異常な状況で設定された。殺人事件が起こり、マリオン郡は裁判を行いとは思わなかったので、幅1マイル、長さ18マイル (29 km) の土地がチェイス郡に譲渡され、そこで殺人事件が起こったとされた〔Kansas State Historical Society - Marion County 〕。この土地は今でもチェイス郡内に入っている。 1887年、アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道が州内ネバ(ストロングシティの西3マイル (5 km))からネブラスカ州スーピアリアまでの支線を建設した。この支線はストロングシティ、ネバ、ロックランド、ダイアモンドスプリングス、バーディック、ロストスプリングス、ジェイコブス、ホープ、ナバーレ、エンタープライズ、アビリーン、タルマージ、マンチェスター、ロングフォード、オークヒル、ミルトンベール、オーロラ、ハッシャー、コンコーディア、カックレー、コートランド、ウェバーを結びネブラスカ州のスーピアリアを繋いだ。ある時点でネバからロストスプリングスまでの線路は撤去されたが、通行権は放棄されなかった。この支線は当初、「ストロングシティ・アンド・スーピアリア線」と呼ばれたが、後に短縮されて「ストロングシティ線」となった。1996年、アッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道はバーリントン・ノーザン鉄道と合併し、現在のBNSF鉄道となっている。地元の人間は現在でもこの線を「サンタフェ鉄道」と呼んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チェイス郡 (カンザス州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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